プロジェクト概要
高級フルーツトマトブランド「OSMIC FIRST」の在庫過多という課題に対し、冷凍トマト商品「FROSTY FRUIT MINI TOMATOES」を企画・販売。冷凍による長期保存性を活かし、新たな販路開拓と販売実績づくりを目的としたプロダクトアウト型施策として、PMOとして全体設計・進行管理に参画しました。
役割・制作内容
- 商品企画・商品規格の策定
- プロジェクトマネジメント(PMO)
- 市場調査・SKU設計の意見出し
- パッケージデザイン
- SNS用動画作成
- 店舗販促用チラシ・POP制作
- 商品撮影のイメージディレクション
- テスト販売後の売上分析・改善計画立案
使用ツール
Illustrator/Photoshop/Premiere Pro
クリエイティブ戦略
- 冷凍トマトは割れやすく見た目に難があるため、「食品らしさ」を抑えたクリーンでインダストリアルな印象のパッケージを提案。他にない商品性としての打ち出し方を模索しました。
- SKU設計では、EC・店舗それぞれの利用シーンに合う価格帯と容量のバランスを初期段階から検討。
- 販促では、チャネルごとの価値訴求(EC=手軽さ、店舗=目新しさ)に応じて、撮影・POP・動画などの表現や導線を設計しました。
- 告知用SNS動画は、他投稿に比べてインプレッションが約188%高く、フォロワー外へのリーチも約200%増加しました。SNSアルゴリズムを考慮した訴求設計により、訴求力の大幅な向上が実現しました。
今後の展望と課題
- 初期販売の反応から改善点を抽出し、次回展開に向けた施策整理も計画。
- 本商品は今後、量販店バイヤーや業務用市場への展開を視野に入れたテスト販売として位置づけており、初期段階から「実績として見せる」ことを前提に販促設計。